ブログやサイトを運営していると、急にドメインを変えたくなる事ってありますよね。
- 今のドメイン名が気に入らない
- サイトの趣旨と合わなくなってきた
- 効果の薄い中古ドメインだった
などなど。
でも、実際wordpressでドメインを変えたいとなると、面倒くさそうで何から始めたら良いのか分からないですよね。私自身も別に運営しているブログのドメイン名を変えたくて色々調べてたんですが、頭から煙が出てくるんじゃないかってぐらい悪戦苦闘していまして...。
何とか出来たんですけど「もうあんな面倒な事はしたくない!」という事で、今回はwordpressを運営していてドメインを変えたくなったら何をすれば良いのかをテーマに書いていこうと思います。
結論から言ってしまえば、All-in-One WP Migrationってプラグインがめちゃくちゃ便利なんです!
コンテンツ
All-in-One WP Migrationって何?
使った事の無い人にとってはみればAll-in-One WP Migrationって何なんだ..?って感じだと思います。
通常wordpressでドメイン引っ越しをしたい場合は、画像やら記事やらをダウンロードして...とか思い浮かべると思うんですけど、これらの面倒な作業をボタン一括で自動で行ってくれるプラグインです。
あまり詳しく書いちゃうとチンプンカンプンになっちゃうと思いますので、ドメインを変更したい時の便利なプラグインだと思っておけば大丈夫です。(笑)
私も詳しい事調べようとして余計に時間を喰らってしまったので...。
ドメインを変更する前の下準備
ドメインを変更するにあたって、まずは以下の下準備をしておく必要があります。
1.変更したいドメインの取得→wordpressの導入
まずは変更したいドメインを取得しておきましょう。ドメインを取得したらレンタルサーバーの管理画面でwordpressを導入します。wordpressのテーマはデフォルトのままでOKです。
【2】プラグイン「All-in-One WP Migration」の導入
いよいよドメイン引っ越しの主役である「All-in-One WP Migration」がここで登場します。このAll-in-One WP Migrationは移行前&移行後のドメインの両方とも導入しておく必要があります。
プラグインの検索欄で「All-in-One WP Migration」と入力すれば以下がヒットします。
こちらを有効化しておきましょう。
All-in-One WP Migrationでドメイン引っ越しの手順
【1】移行前のドメインでやる事
導入すると管理画面左に分かりやすく出てきますので、All-in-One WP Migrationのエクスポートをクリックします。するとこのような画面が出てきますので、
緑の枠で囲まれている、エクスポート先→ファイルの順にクリックをします。
(黒で覆われているところはドメイン名)
(ドメイン名)をダウンロードのポップアップが出てきますので、ダウンロードをしましょう。これで移行前のドメインでやる事は終了です。
【2】移行後のドメインでやる事
移行後のドメインでも同じようにAll-in-One WP Migrationをクリックします。移行前のドメインではエクスポートを選びましたが、こちらの新しいドメインの方ではインポートを選んでください。
このような画面が出てきますので、先ほどの移行前のドメインでダウンロードしたファイルをここにドラッグ&ドロップします。
しばらくするとインポートが終わりますので、完了したらポップアップ右下に出てくる「PROCEED」をクリック。ログイン画面に戻されますので、再度ログインし直せば無事反映されているかと思います。
あまりの簡単さに「え、本当にこれだけで良いの?」とドメイン引っ越し面倒くさいなぁと、悩んでた自分が馬鹿みたいに思えてしまいましたね。(笑)
これでAll-in-One WP Migrationを利用したドメインの引っ越しは終了になります。
ドメイン引っ越し完了後にやる事
無事新しいドメインに引っ越し出来たし、これで終了だー...という訳には行きません。まだいくつかやるべき事は残っています。
確かに元のドメインと新しいドメインは中身が全く同じなので、一件落着と行きたい所ですが、Googleからしてみれば全く同じサイト(コピーコンテンツ)とみなされてしまうのでペナルティを受けてしまいます。
そこで元のドメインから新しいドメインに引っ越しをしましたよ!という内容を伝えておく必要がある訳ですね。
元のドメインから新しいドメインにリダイレクトする
そのためにやるべき事その1がリダイレクトです。リダイレクトをするために必要なファイルは「.htaccess」で、これに専用の記述をする事でリダイレクトが反映されます。
ただ、.htaccessを下手にいじるとwordpressに繋げられなくなったりもしちゃいますので、出来れば.htaccessをいじらずにリダイレクトするのが安全です。
redirectionって言うリダイレクトをする時に便利なプラグインがありますので、こちらを使ってリダイレクトの作業をして行きましょう。まずはredirectionの導入から。
導入が完了しますと、管理画面左のメニューのツールに表示されますのでそちらをクリックします。
こちらの画像の
- ソースURL...移行前ドメイン
- ターゲットURL..移行後ドメイン
を入力して転送ルールを追加をクリックします。たったこれだけの作業で、元のドメインから自動で新規ドメインへとリダイレクトされるようになりました。プラグインredirectionを使った作業はこれで終了となります。
サーチコンソールでドメイン変更の趣旨を知らせる
元のドメインの中身を新規ドメインに移し、かつリダイレクトの作業も終わったらいよいよ最後の工程になります。
最後はサーチコンソールにドメインを変更しましたよ!って趣旨を知らせてあげる作業になります。いじるのは元のドメインで、まず左メニューの設定をクリックします。
設定をクリックするとこのような画面が出てきますので、
アドレス変更をクリックしましょう。
新しいサイトを選択から、引っ越ししたいドメインを選択します。
リダイレクトした直後はなかなか反映されず、このようなエラー画面が出てくるかと思います。
「リダイレクトも出来ているはずなのに、何でエラーが起きちゃうの..?」と心配になりますが、時間が経てばいつの間にかこのような画面に
なっていると思いますので気長に待ちましょう。これでサーチコンソールでの作業も終わり、ドメイン変更に伴う作業は以上になります。お疲れ様でした!
慣れてしまえば20分で出来るドメイン引っ越し
以上の作業を行えば、特に知識が無い私でも20分もあれば終わらせる事が出来ました。
私が見つけられなかっただけかもしれませんが、ドメイン引っ越しの手順を1から手短に解説しているページが無かったんですよね...。
All-in-One WP Migrationの設定方法だとか、リダイレクトの仕方について詳しく書かれていたページはあったんですけど、詳し過ぎて逆に頭がこんがらがっちゃったって感じです。
もし、今後もドメインを変えたくて引っ越し作業をされるようであれば、このページを見ればスムーズに出来るかと思いますので、是非ブックマークして頂ければ幸いです。